北海道・ニセコエリアからマンスリーパウダーエディットをリリースするIn Crew。そんな彼らが手掛けるセッションイベント「Mad Dog Jam」は5回目の開催を迎え、ニセコの春の名物イベントとして知られている。
In Crewの中心人物、南谷孝太郎のレポートとJunichirou Watanabeの写真とともにイベント模様をお届けする。
Photos by: Junichirou Watanabe. Word By: Koutaro Minamiya.
Special Thanks: Lowster, Hokkai Dog
Rider: Ryu Atobe
4月6〜7日、ニセコマウンテンリゾート・グラン・ヒラフで開催された「Mad Dog Jam 2019」。5回目となった今年は、ボウル、バンク、ジャンプ、ボルケーノなどフリースタイル要素が強めの地形コースが完成。2日間にわたり各地からフリーライド好きのスノーボーダーたちの楽しさ溢れる熱いセッションが生まれたイベントとなった。
ここ数年春になると日本各地でバンクやボウル、アールなどの地形イベントが開催され、そのイベントにはそれぞれ特色がある。「Mad Dog Jam」をオーガナイズするのは、ニセコを拠点にバックカントリーをはじめとするパウダーフッテージの映像を配信するin crew。グラン・ヒラフのクローズしたパークを舞台に、手作業のシェイプを中心に約1週間をかけて、丁寧にコース造成を手掛けた。
Mad Dog Jam 2019 at Niseko Mt Resort Grand HIRAFU
2日間にわたり開催する「Mad Dog Jam」は、スタイルを競うコンテストを初日に開催。コースを見極めてラインで流し、そのなかでシャンプ、スラッシュなどを入れながら、参加者はそれぞれのスタイルを表現してくれていた。
「Mad Dog Jam」イベントハイライトをを記録したIn Cerew最新エディット
“2019 In crew March & April Mad Dog Jam”
Rider: Daisuke Watanabe
そして2日目はライダーと参加者が一緒に1日中コースを滑り倒すジャムセッション。自由に地形パークを滑り、それぞれが自分のラインを多く見つけてコースを攻略していたのが印象的だった。そしてなにより、参加してくれた人たちが最高に楽しんでくれていた。
Rider: Masaru Sato
Rider: Asato Yoshida
Rider: Hanato Minamiya
Rider: Koutaro Minamiya
Rider: Yuzo Shinbaru
Rider: Kenichi Yasuda
Rider: Takashi Yamaguchi
Rider: Daisuke Watanabe
Rider: Sora Sakashita
Rider: Tomoyoshi Harada
Rider: Kouji Hamada
Rider: Koutaro Minamiya
そして、「Mad Dog Jam」のイベントの目玉のひとつであるフードブースの出店。スノーボードを楽しんで、ホットドッグを食べる! それが「Mad Dog Jam」の正しい楽しみ方。イベント開始当初から、ニセコでホットドッグの移動販売をする“Hokkai Dog”とタッグを組み、ここまで続けてきた。オーナーは、昔からのスノーボード仲間だ。現在は地元の飲食店の協力でフードブースは拡大し、地元のソウルフードを楽しめるイベントにもなっている。
このイベントをはじめて5年、自分たちのスタイルも変わりつつある。そのことがさらにIn Crewとしての活動や「Mad Dog Jam」のプロデュースに影響している。 参加者が楽しみ、スノーボードの新たな魅力を感じれるイベントにこれからも育てていきたいと思う。
Instagram: @in_crew_