EPIC SNOWBOARDING MAGAZINE

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世界各地で話題沸騰中のイベントに関西の風が吹く「MINI SKOLF ROKKOSAN 2019」レポート

3月2日、兵庫・六甲山スノーパークにて行われた「Mini SKOLF Rokkosan 2019」。
イベントホストに堀井優作、そしてレペゼン関西のStay Hungryがガッチリサポートする、完全招待制のチャレンジングなスノーボードコンペティション。
「全開にカマしてメイク、もしくはぶっコケる」。
すべてのスノーボーダーが盛り上がることのできる、パッション全開のナイトイベントの模様をチェックせよ。

Host: Yusaku Horii

Supported by :Stay Hungry
Text: Shuji Ishikawa / Edit: Epic Snowboarding Magazine
Photos: Yuya Photo

 

SKOLFとは、完全招待制のスノーボードコンペティション。4名1組でゴルフコースに見立てたゲレンデ内の地形やパークアイテムをラウンドし、各コースに設けられたアイテムやトリック等のお題にチャレンジ。全コースラウンド終了後、最小スコアのチームが優勝となる。

2019年2月17日、ふじてんスノーリゾートにて行われた「Mini SKOLF × WOW」は、国内外から凄腕のSKOLFERが参加し、大いに盛り上がった。 それから約2週間が経過し、舞台は兵庫・六甲山スノーパークに移され国内2度目の開催を迎えた。
本イベントのホストである堀井優作と、兵庫を中心に活動するStay Hungryがコース造成をサポートし、100%人工雪によって造られた6つのホールは、どれも癖のあるモノとなった。

Stay Hungryは、兵庫県神鍋エリアを中心に活動するクルー。彼らが不定期にポストするムービーは、海外からの評価も高く、過去にアメリカのウェブマガジン、Yobeat(1997 〜 2018)にもムービーがフィーチャーされた実力の持ち主だ。毎年2月に行われる彼らが主催するイベント「名色 de AMIGO」は、廃業したスキー場にて行われるイベントとしては、私が知る限り日本一スノーボーダーを動員するイベントだと思う。過去にはジェイクOE、DWDのベン・ビロック、ジェフ・キーナン、ニック・ヘリンガも参加している。
そんなStay HungryがMini SKOLFをサポートするのだから一筋縄で行くわけがない。 北は北海道、南は広島から凄腕のSKOLFERを集め、ただでさえ暖冬なのに雪解けを早める熱気を放ち、異常な盛り上がりを見せていた。

 

 

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厳しいジャッジ兼MC担当、菅沼宙史

 

 

第1ホールのお題は、メンズがスイッチオーリー、レディースはオーリーでSKOLFの看板を飛び越える。一般参加者ならおそらくオーリーで越えるのも至難な高さを招待ライダーはスイッチで簡単に飛び越えていく。Stay Hungryの刺客、謎の覆面アイスホッケー野郎は、ベリーロールのように見事に越えていたがSKOLFルールではノットメイクのコール!

 

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最年少ながらそのセンスの塊で魅せ、第1ホールを盛り上げた脇田壮希

 

 

第2ホールのお題は、キッカーを飛んでからテーブルに設置された工事現場のカラーコーンバーの下をくぐるというもの。レディースの指定トリックは、180をしてくぐる。メンズはそれだけでなく、180で着地してすぐさまバーをくぐり、さらに180回さないといけない。「これ率直にできるヤツいる?(笑)」と思った。みんなの体が温まって来たのか、私の予想をはるかに超えるほど参加者のメイク率は高かった。

 

 

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ルールを完全に無視したバー超えBs 180から、お題通りのトリックまで難なくメイクし、第2ホールで会場を沸かせたのは吉田洋基

 

 

第3ホールのお題は、メンズがレールの上を歩きフィンガーフリップをしてからボードに乗る。レディースはレールの上を歩き、そのまま飛び乗る。もちろん、雪の上にそっとスノーボードを置きにいくメイク率重視のようなヤツはいない。レールの上を走って全力で飛んで吹っ飛ぶ姿は、ここでしか見られないのではないだろうか。まるでドラコンを見ているようだった。

 

 

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堀井優作はバリアルフリップを彷彿させるフィンガーフリップアウトを披露

 

 

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成功してもトライし続け、ブラッシュアップさせたトリックに挑む諸岡 輝

 

 

第4ホールのお題は、メンズがボックスから270アウトでパイロンを越える。レディースは180アウト(もしくはオーリアウト)。ここではStay Hungryの橘 克彦が、得意の高さのある270アウトで会場を沸かしていた。

 

 
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レールボックスから高さのあるコーンをスムーズな270アウトで決める、橘 克彦

 

 

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六甲山ステージの覇者、トリックマスター中山尚光

 

 

第5ホールのお題は、暖冬を活用したホール。雪が溶けてハゲた芝の上を滑ったあと、ハンドプラントをするお題。第5ホールからメンズもレディースも同じ技に挑戦していました(笑)。雪の少ない関⻄出身のライダーは得意のはずだが、思ったより雪の山が柔らかいのかメイク率は低かった。

 

 

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西の風を体感するため、北海道から1泊2日で参加した野々垣 瑠

 

 

第6ホールのお題はMini SKOLF名物、 ノーフット・ヒッピーホップ180。第5ホールからメンズもレディースも同じ技に挑戦していました(笑)。意外とメイク率の高かった最終ホール。ドーピング疑惑? 戦艦さながらのボード、195cmの Libtech Dough Boy Shredderを持ち出したライダーが見事難題に成功していた。

 

 

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レールを膝で擦るニースライドにこだわるStay Hungryのボス、菅沼小5

 

 

関西エリアで初の開催となったMini SKOLF。六甲山スノーパーク、堀井優作&Stay Hungry、そして、終始爆笑マイクパフォーマンスでジャッジしていた菅沼宙史、Search Distributionの協力のもと最高のイベントのひとつになった。 大会の凄まじさが気になるかたは、Yuya Photoのフォトギャラリーとともに、リキャップ映像もあわせてチェックして欲しい。SKOLFが生み出す独特の熱気をおわかりいただけるはずだ。

 

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Mini SKOLF Rokkosan 2019リキャップムービー