EPIC SNOWBOARDING MAGAZINE

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ZETSURIN OR DIE at スノーヴァ羽島

10月28日「Zesurin 2018」への出場権をかけた第2予選となる「Zetsurin or Die」がスノーヴァ羽島にて行われた。
映像、写真とともに熱狂に包まれたコンテストの模様をお届けする。

Photos by: Fuchimoto Kentaro, Yuyaphoto, Video: Yutaro Hirakami

 

zetsurin or die

Photo: Fuchimoto Kentaro

西日本エリアでの初開催となる「Zetsurin or Die」。西日本を拠点に活動するローカルライダーたちはどんな滑りで魅せるのか、期待を膨らませるSTONPクルー。会場にはZetsurinの首謀者の國母和宏、戸田聖輝、高尾翔馬らに加えて、小川凌稀、戸田真人そして、堀井優作、堀井良輔、マサイといったSTONPのメンバーが集結。

国内の室内滑走施設のなかでも充実したパークと滑走面積を誇るスノーヴァ羽島。その会場を活かしたコースは、リッピングに最高なトランジションから、ダブルダウン、クローズアウト、トランスファーレールまで揃え、自由なライン取りでヒットすることができるレイアウトでセットアップ。まさに参加ライダーたちのポテンシャルを100%引き出す舞台が完成した。
早く滑らせろと言わんばかりの空気が漂うなか、羽島ローカルの鈴木星南によるダブルダウンのトランスファーがジャムセッションの幕を切って落とした。

 

zetsurin or die

Photo: Fuchimoto Kentaro

コンテスト特有の緊張感を楽しみながら、休むことなく意気揚々とアイテムをヒットするライダーたち。会場のボルテージはつねに上がり続け、ハンマートリックが連発。特筆すべきは西日本のローカルや各地より集まったライダーたちのパッションとレベルの高さ。会場にいる誰もが最高のヴァイブを感じることができたコンテストとなったに違いない。

 

suzuki toui 鈴木冬生

Photo: Fuchimoto Kentaro

勢い溢れるハイレベルトリックを量産していた鈴木冬生

 

Kansuke otomo 大友寛介

Photo: Fuchimoto Kentaro

つねにリラックススタイルで存在感を放つ大友寛介

 

kaede yasunaga 安永 楓

Photo: yuyaphoto

トリック、ライン、バリエーション豊かな滑りを見せつけていた安永 楓

 

松下大知

Photo: Fuchimoto Kentaro

ハンマー野郎の異名を捧げたい、ハクサイこと松下大知

 

ryoki ogawa 小川凌稀

Photo: Fuchimoto Kentaro

絞りとテール当て込みはさすがの一言。小川凌稀

 

snova hashima スノーヴァ羽島

Photo: yuyaphoto

安定感抜群の滑りが印象的だった三尾一馬

 

kaede yasunaga 安永 楓

Photo: Fuchimoto Kentaro

野性味溢れる滑りとスキルでSTONPクルーを唸らした安永 颯

 

超が付くほどのハイレベルな「Zetsurin or Die」羽島予選を勝ち抜け「Zetsurin 2018」の出場権を手にしたのは松下大知、安永 颯のふたり。おめでとう!

 

zetsurin or die

Photo: Fuchimoto Kentaro

 

zetsurin or die

Photo: Fuchimoto Kentaro

L→R 松下大知、安永 颯。トロフィーを手に何故か口を開けてしまったふたり

 

stonp ストンプ

L→R 堀井優作、小川凌稀、國母和宏、高尾翔馬、戸田聖輝、中尾正明、堀井良輔、戸田真人、高橋龍正

 

STONPライダーによって作り上げられるムーブメント「Zetsurin」。その目的は本能剥き出しでトップライダーに食らいつく次世代を発掘し、高め合うフィールドを作ること。
予選を行った各地には日本のトップアマが集い、STONPメンバーの予想を上回る熱気に包まれたジャムセッション。その熾烈なバトルを勝ち抜けた本戦出場者が確定した。
世界各地より選ばしライダーが集結するレールの祭典の「Zetsurin 2018」の開催までカウントダウンは始まった。