12月5日、Haglöfsのブランドアイコンの（である）アンティ・アウティ、吉田啓介、渋谷 謙、山崎恵太、古瀬美穂、桑野智和、丸山真宏、デイブ・エンライト、角谷道弘、蛭間大祐、高柳 傑ら豪華メンバーが渋谷Trunk Hotelに集結。そして、Haglöfsと親交の深い中島健郎やサプライズゲストには美谷島 慎も来場するなど、雪山のスペシャリストたちが一堂に顔を揃えた。
日本初披露となるアンティ・アウティのショートムービー『Closer』と中島健郎によるパキスタン・カラコルム山脈にそびえる標高7611mの鋭峰、シスパーレ登頂映像『Shisupare』。注目の2作品が巨大なスクリーンで観れるということもあり、開場とともにスノーボーダーや登山家をはじめ、山遊び好きな人々がフロアをぎっしりと埋め尽くした。

会場には、Haglöfsの最新コレクションの展示やクラフトマンカメラブランド、Hasselbladによるフォトブースが設けられ、フリービアのBintangビールを片手に、来場者たちは日本各地での降雪の知らせや雪山の話で盛り上がっていたのがとても印象的だ。

極限の状況下で登頂を挑む中島健郎による『Shisupare』は、日常生活では感じることのない体が強張るほどの衝撃映像。
絶壁をビレイ中にスラフに見舞われるなど、息を飲むほどのシーンに観衆がどよめき歓声をあげる。

アンティによる『Closer』は、自然がもたらしてくれる雪の美しさとスノーボーディングを力強く映し出した傑作。北海道、福島、スウェーデン、ニュージーランドの極上パウダーフィールドを舞台に滑る、脳裏に焼き付くフッテージに来場者が目を輝かせていた。

スノーボーダー、スキーヤー、クライマー、ハイカー、そしてアルピニストたちがクロスオーバーした会場は、イベント終了まで話に花を咲かせていた。