スノーボーダーたちがゴーグルに求める機能性、それはいたってシンプルなことだろう。悪天候時でもクリアな視界、優しくガッチリとホールドしてくれるフィット感、そして遮るもののない広い視野。そのすべての条件を揃えたゴーグルが、DRAGONの2018-19シーズンのニューモデル、PXVだ。
ここでは今もっとも話題となっているゴーグル、PXVの魅力に迫る。

人間の視野角200度がすべて見える超パノラマビュー
―「見えるか、見えないか」それは、ゼロか100 ―

世界初のフレームレスゴーグルであるAPX（現モデル名・X1）を皮切りに、コアなブランドイメージだけでなくテクノロジーでも世界のスノーゴーグルのシーンを牽引してきたDRAGONが、またもや革新的なゴーグルPXVを発表した。PXVが注目される最大の特徴は、なんといっても圧倒的に広い視野だ。耳に向かって巻き付くように横に引き伸ばされたPXVのフレーム＆レンズのデザインが、この広い視野の確保を可能にした。従来のゴーグルでは、ライディング時にフレーム側部が視界のなかに入るのが避けられないことであったが、PXVであれば横の視界を遮るものはない。これによりフリーライディング時は、高い視認性がライン・ファインディングの判断力を向上させ、これまでに体験できなかったスピードやライン取りを可能にすることだろう。パークなどのフリースタイルな動きも同様に、横方向に広い視野は、スピントリックにおいてもっとも重要な“目線”の仕事を大きく手助けする。身体のどこよりも早く先行し、横目に捉え続けなければいけないスピンの回転方向をより先に捉えられるのだ。ゴーグルを変えるだけで、スピンの回転数を上げることも夢じゃない、といっても過言ではない。“今までに見えなかったものが、見える”それはゼロが100になるくらい、大きく違うことなのだ。

PANOTECH™パノテックレンズ技術
― 「球面でも平面でもない」まったく新しい第3のレンズ形状を独自開発 ―

歪みのない広い視野を確保すること、それはスノーゴーグルの進化においてもっとも重要なことのひとつ。あらゆるゴーグルブランドが広範囲の視野を得るための技術革新に挑戦し続けているなか、DRAGONは球面でも平面でもなく、その中間をいく第3のレンズ形状、PANOTECH™パノテックレンズを開発し、これまでにない歪みのない広い視野を実現した。
DRAGONのPANOTECH™パノテックレンズはどのようにして生まれたのか？　
ゴーグルの視野を広げるには、レンズの表面積を大きくすることが必要なのは当然だが、それがなかなか単純ではない。球面レンズで表面積を大きくすればとてつもなく大きいレンズになるし、平面レンズは大きくすると視界が歪むため、単にレンズを大きくするだけでは視野を広げることはできなかったのだ。DRAGONでは平面と球面の利点をミックスさせ、さらにダブルレンズの内側と外側の湾曲角度に絶妙な調整を施し、横方向に広げたレンズの開発に成功。プロダクトのテストとチームのフィードバックを繰り返し、“球面でも平面でもない”第3のレンズ形状、PANOTECH™パノテックレンズを生み出したのだ。

これまでにない横幅が生み出す抜群のホールド感
― こめかみまで包み込む3層のスポンジフォーム ―

DRAGONの全モデルに採用されたトリプルレイヤーフェイスフォームは、固さと密度を変えて最適なバランスに調整した3つの異なるフォームを使用している。それに加えPXVでは、これまでにない横幅でこめかみのさらに奥までしっかりとホールドする形状となるため、装着すると安心感ともいえるようなホールドを生み出した。PANOTECH™ パノテックレンズだからこそ可能にした、いままで体験したことのないフィット感を是非とも体感してほしい。

JAPAN LUMALENS®
― パウダーデイをより明るく、クリアに楽しめるレンズ技術 ―

2017-18年にこれまでハイエンドモデルのみに採用していた、日本人の目の色素に合わせた高品質なレンズをほぼすべてのゴーグルに搭載させ、話題になったことも記憶に新しい、DRAGONが誇るJapan Lumalens®テクノロジー。
降雪や日本の天候と入り組んだ地形による暗めのフィールド、そして多くの日本人が持つ、眩しさに強い黒い目にあわせ、国内モデルには独自のチューニングを施した明るいレンズを採用している。そして、DRAGONが誇るハイコントラストテクノロジー、Lumalens®により視界のコントラストを引き上げ、雪面や地形の凹凸をくっきりと際立たせる。日本人にとってはダーク過ぎた欧米仕様のレンズとはもうこれでオサラバ。一度使うと病みつきになるレンズで快適なパウダーデイを過ごそう。

DRAGON オフィシャルウェブサイト

StraightSix Ltd.
03-5784-3123
www.dragonalliance.jp/