献血、骨髄バンクを広めるチャリティーイベントとして、東京の中心地、代々木公園イベント広場にて8回目の開催を迎えた「東京雪祭 Snowbank Pay it Forward」。国内を代表するレールコンテストのひとつSnowbank Rail Contestには、今年も各地からジブの猛者たちが集まった。白熱のコンテストの模様をここにお届けする。
Video by: Yasuo Morishima Photos by: Photography 樹, Ken-10, Atwosee, Hiroshi kamiyama, Daisuke
Special Thanks: 一般社団法人Snowbank
11月10日〜11日、関東エリアの冬の訪れの一足先に代々木公園に雪が敷き詰められた。本イベントはスノーシーズンのキックオフイベントとして多くのスノーボーダーをはじめ、代々木公園の風物詩としてもより一層盛り上がりをみせている。メインイベントのレールコンテストには、例年のごとく数多くのライダーがエントリー。ムービーシーンで名を馳せるライダーや五輪選手をはじめとするコンペティター、そしてアマチュアスノーボーダーまで各地からジブの猛者たちが一堂に顔を揃える。舞台となるセクションはSnowbankではお馴染みのフロントサイド、バックサイドのダブルダウン、ストレートレールの3Wayのレールセクション。シンプルなアイテムだからこそ、個性とスキルが一目瞭然となるレールセクションだ。
熱狂と興奮につつまれたコンテストの模様をハイライトムービーと5名のフォトグラファーたちのグラビアとともにSnowbank Rail Contest 2018を感じて欲しい。
Snowbank Rail Contest 2018 Movie
Film & Edit: Yasuo Morishima. Aditinal Film: Makoto Tomiyama, Shoko Matsumoto
Rider: Ruki Tobita Photo: Hiroshi Kamiyama
Rider: Kaito Onozaki Photo: Hiroshi Kamiyama
Rider: Yuri Ookubo Photo: Photography 樹
Rider: Masashi Endo Photo: Ken-10
Rider: Yoshiaki Akamae Photo: Atwosee
雪国ならではのスノーボーディングを都会の真ん中で見ることができるということもあり、スノーボーダーのみならず、街ゆく多くの人々がセクションを囲んで観戦し、声をあげていたのがとても印象的だ。そして、なんといってもジャムセッションならでは攻めた滑りの連発とスタイル全開でぐうの音も出ないクリーンメイクに目を休める暇がないほど。トリックチョイスはもちろん、レールを抜いたランディングの板のズレなさ、アウトの返しの足の角度やリップでの踏切、そして、完成度。シンプルなアイテムだからこそ、個性が光るレールコンテストの魅力が存分に詰まった大会となっていた。
Rider: Karin Onozai Photo: Atwosee
Rider: Daichi“8931”Matsushita Photo: Atwosee
Rider: Ryuichi Kabeta Photo: Photography 樹
Rider: Takayuki Nakamura Photo: Atwosee
Rider: Yuki Kadono Photo: Photography 樹
Snowbank 2018 リザルト
<Men’s>
1位 玉村 隆
2位 飛田流輝
3位 大久保勇利
<Women’s>
1位 山口“Miyon”美瑛
<Best TricK>
小野崎海斗
Photos: Photography 樹, Ken-10
横ノリ・音楽・アートを軸に、献血と骨髄ドナーの必要性を発信する東京雪祭Snowbank Pay it Forward。会場には、スノーボードブランドブースやフード、ワークショップなどの出展に加えてミニランプやトランポリン、雪体験などなどアクティビティが満載だ。8度目の開催となる2018年度の来場者数は、2日間での60,000人を超え(代々木公園調べ)献血実施数は238名、骨髄ドナー登録数117名にのぼる。
スノーボードとフェスがミックスした東京雪祭Snowbank Pay it Forward。来年度の開催もお見逃しなく。