1月20日に白馬八方尾根で開催されたフリーライドの世界大会「Freeride World Tour Hakuba Japan 2020」。天候、コンディションを見定める7日間のウェイティング期間のなか、程よい降雪後の晴天となった20日に開催を迎えた。
今年の見どころは、これまでの開催されてきた北側斜面ではなく、南面で行われた今大会。標高1790mの白馬八方尾根崩沢をスタート地点とし、最大斜度 45°、滑走距離約600mとなりエリアが舞台。全国的な小雪見舞われる今シーズン、白馬八方尾根でもパーフェクトコンディションとはいかないものの無事に大会開催を迎えた。
出場ライダーのスノーボードメンズクラスでは、FWQ Freeride Hakuba3*(以下、FWQ)を勝ち上がった光久正貴を含む9名。ウィメンズクラスでは、同じくFWQから勝ち上がった加藤彩也香を含む6名の強者が登場。
“Competition Broadcast – FWT20 Hakuba, Japan”
メンズクラスの優勝を飾ったのはビクター・デ・ラ・ルー。続いてはニルズ・マインドニッチ、エリアス・エルハード。数々のムービーでビッグマウンテンのフッテージを魅せてきたトップライダーが顔を揃えた。ジャンプを混ぜた見事な一筆書きを残したラインさすが。
ウィメンズクラスでは、マリオン・ハーティが昨年に続き連覇となる優勝飾り、加藤彩也香は惜しくも4位となる健闘を果たした。
見事優勝を飾ったビクター・デ・ラ・ルー
Freeride World Tour Hakuba Japan 2020リザルト
<メンズ>
1位 ビクター・デ・ラ・ルー(フランス)
2位 ニルズ・マインドニッチ(アメリカ)
3位 エリアス・エルハード(ドイツ)
・
9位 光久正貴(日本)
<ウィメンズ>
1位 マリオン・ヘーティ(フランス)
2位 ミカエラ・デイビス・ミーハン(オーストリア)
3位 エリカ・ヴィキャンデル(アメリカ)
4位 加藤彩也香(日本)
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