北欧のスノーボード大国、ノルウェーのオスロで開催された「X Games Norway」ビッグエア。
2017-18シーズンのビッグコンテスト最終戦となる今大会で男子の大塚 健、女子は村瀬心椛が金メダルを獲得した。
村瀬は女子ビッグエア競技において世界初のBs トリプルコーク1260をメイクしての優勝。13歳の日本人女子による世界初の偉業に実況と会場は大いに沸いた。
そして男子優勝の17歳、大塚はトリプルコーク1440をレギュラーフロントサイド、キャブともに完璧に着地。今大会の男子は角野友基やマーカス・クリーブランド、平昌五輪金メダリストのセバスチャン・トータントらが顔を揃え、誰もが認める世界最強決定戦となった。その一戦で、見事優勝を遂げたのだ。
近年、目まぐるしくトリックレベルが進化する競技スノーボーディングにおいて、日本人選手の快挙が続いている。彼らの素晴らしい活躍は日本メディアが好む「世界レベル」という言葉は適さない。なぜなら間違いなく彼らが世界のスノーボード競技そのものをリードしているからだ。日本人スノーボーダーたちによる、今後のさらなる活躍から目が離せない。
村瀬心椛が世界初の偉業を遂げた決勝ラン
2本目のCab トリプルコーク1440の着地の合わせ方がエグい、大塚 健のラン
X GAMES NORWAY リザルト
BIG AIR 男子
1位 大塚 健(日本)
2位 マーカス・クリーブランド(ノルウェー)
3位 クリス・コーニング(アメリカ)
BIG AIR 女子
1位 村瀬心椛(日本)
2位 ジュリア・マリノ(アメリカ)
3位 エンニ・ルカヤルビ(フィンランド)