「SNOWSURFERS 2018」リザルト＆ハイライトムービー

2018.05.22
EVENTS

　スノーボーダー、サーファーがともに追いかけているのは、雪と波をもたらす低気圧。その自然の恵みをプレイグラウンドとする低気圧遊びのマスターたちによるお祭りコンテスト「SNOWSURFERS 2018」。
スノーボード、サーフィンそれぞれの総合ポイントで優勝者を決めるコンテストが3年ぶりに復活を遂げて、3月17日に愛知県田原市・谷ノ口海岸、18日に岐阜・めいほうスキー場にて開催された。
　本大会のルールは、サーフィンでのスコアとスノーボードでのバンクドスラロームのタイムで総合順位を決めるという、サーフ＆スノーシーンの好きモノたちが集結するお祭りコンテスト。
　Ladies（女子）、Under 18（18歳以下）、Style Master（40歳以上）、そしてオープンの4つのクラスに分かれており、各地よりサーファー、スノーボーダーともにプロライダー陣も顔を揃えた。

snowsurfers2018

パーフェクトコンディンションとなった谷ノ口海岸
Photo: Yoge / Colors Magazine

　17日、サーフラウンドの初日は愛知県田原市・谷ノ口海岸。前日からの強いオフショアが朝方には落ち着き、胸～肩のパーフェクトコンディションに恵まれた開催となった。
　そんな絶好のコンディションでチューブやフルカービング、エアーなどやりたい放題に魅せたのはプロサーファー陣。とくに印象的だったのはローカルの鈴木勝大、ガチャピンこと関田秀俊。そして女子ではプロスノーボーダーの降旗由紀が大健闘し存在感を披露した。

snowsurfers2018

Rider: Hidetoshi Sekita Photo: Yoge / Colors Magazine

snowsurfers2018

Rider: Aoto Shimada Photo: Yoge / Colors Magazine

snowsurfers2018 浜直哉

Rider: Naoya Hama Photo: Yoge / Colors Magazine

snowsurfers2018 Yuki Furihata　降旗由紀

Rider: Yuki Furihata Photo: Yoge / Colors Magazine

　日暮れまでサイズをキープした晴天のグッドコンディションでのサーフラウンドが終了。一堂は翌日のスノーラウンドを目指し、めいほうスキー場へ大移動。
　18日、約200kmの移動を経て、めいほうスキー場へと会場を移しスノーラウンドが開幕。

ruiki masuda

Rider: Ruiki Masuda Photo: Massun

　会場は昨日に続き晴天のコンディション。舞台となるコースは、郡山ローカルたちによって小雪ながらも仕上げられたバンクが連続する特設コース。そのバンクドコースを各自2本のベストタイムで決勝への勝ち上がりを決めて、決勝は1本ランのタイムで競うというもの。
　海ではプロサーファー陣に圧倒されたスノーボーダーたちが、雪山では抜群の存在感を放つ。難なく予選を通過したVolcomチームの吉野康人、増田塁揮、降旗由紀らに加えて、真木ノアが好タイムをマークし、プロライダー陣を押さえ込み上位へ食い込む熱戦となった。

snowsurfers2018　伊藤勝則

Rider: Katsunori Ito Photo: Yoge / Colors Magazine

snowsurfers2018　Noa Maki　真木ノア

Rider: Noah Maki Photo: Yoge / Colors Magazine

snowsurfers2018 Yuki Furihata　降旗由紀

Rider: Yuki Furihata Photo: Massun

　波、雪ともにベストコンディションで迎えた本大会。スノーボーダー、サーファーがそれぞれのスタイルを見せ合うコンテストは、次年度も開催予定だ。総合優勝はサーフとスケートをバックボーンに持ち、近年はスノーボードにも熱を入れ込み独創的なライディングで魅せる、真木ノア。優勝おめでとう！
　今回も盛り上がりを見せた、スノーボードとサーフィンがクロスオーバーするお祭りコンテスト「SNOWSURFERS」。我こそはというスノーサーファーは是非、次回開催時に参加してみてはいかがだろうか。

SNOWSURFERS 2018リザルト
<総合順位>
snowsurfers2018
OPEN
1位　真木ノア
2位　島田蒼人
3位　鈴木勝大