EPIC SNOWBOARDING MAGAZINE

中田 奨 中井孝治 藤田一茂

GO AROUND THE FIELD IN NEW ZEALAND

中井孝治と藤田一茂。コンテストシーンでのキャリアを経て、写真や映像を残すことにかけるふたり。日本のスノーボードシーンを牽引する彼らの境遇は、育った環境、ベースとなるエリアは異なる。そしてこれまでに交わることがなかったという。そんなふたりとRoom Snowboard Magを手掛けるフォトグラファーの中田 奨がニュージーランドのカンタベリーエリアへ6日間の旅を敢行。

 

Photos & Video by Tsutomu Nakata, Video Edit by Folestlog, Words by Epic Snowboarding Magazine
Special Thanks: Salomon Snowboards, Forestlog, Room Snowboard Mag, Black Diamond Safaris, Smylies Accommodation

 

 

“Go Around the Field in New Zealand”

 

 

 2017年8月。白馬より一足先に現地入りしていた藤田一茂に合流すべく中井孝治中田 奨がニュージーランドへ降り立った。
ニュージーランドには営利を目的としたコマーシャルフィールド(日本にあるようなスキー場)と、クラブ員による収益で運営をまかなうクラブフィールドというふたつの異なるフィールドが点在している。彼らはニュージランド南島のカンタベリーエリアに点在するその2種類のフィールドを巡るなかで、チェアリフトもなく、圧雪もかからないクラブフィールドの魅力を知る。

 果たしてどんな旅路となったのだろうか? 真っ直ぐにスノーボードに向き合うスノーボーダー3人による旅の記録。

 

 

Takaharu nakai 中井孝治

Rider: Takaharu Nakai Photo: Tsutomu Nakata

 

 

Takaharu nakai 中井孝治

中井孝治

 

Takaharu nakai 中井孝治

Rider: Takaharu Nakai Photo: Tsutomu Nakata

 

 

今回のトリップの感想といえば?
やっぱりニュージーランドの山はやべーってことかな。これまでに何度か来ていたけど、なかでもコンディションが一番良かった! シゲやローカルのレネのおかげで良い斜面、パウダーロングランもできて、また行きたいと強く思ったほど。やっぱり、ローカルは間違いないよね。いいとき、いいところをちゃんと知ってる。自分たちで開拓したところを教えてもらって滑れること、マジで感謝ですよね。だって、自分たちだけでも何度かクラブフィールドに来ていたのに、ほとんどが行ったことないところに案内してくれた。そのおかげもあって毎日刺激的でリラックスしたピュアスノーボーディングを楽しむことができた。

 

藤田一茂とのセッションについて
シゲはねー、初めてセッションしたけど、マイペースなのかな。まぁ俺もそうだけど。特に気を使わなくて一緒にいれるようなというか。同じ部屋にいても、とくに気を使わずにお互いなんかやってられるような感じというのかな。滑りに関しては、また自分の世代とは少し違ってかっこ良かった! 一言でいうとネオクラシックって感じ。レールやジャンプもスプリットでも普通に入るし、でもフリーラン好きで、あとはスノーボード超好きなんだなぁーと感じた。やっぱりそこ大事だよね、暇あれば滑りに行く! みたいな(笑)。そういったことが滑りにもでるとおもうし、スタイルに影響すると思うんだよね。

 

 

中田 奨 中井孝治 藤田一茂
中田 奨 中井孝治 藤田一茂

 

 

藤田一茂 kazushige fujita

Rider: Kazushige Fujita Photo: Tsutomu Nakata

 

 

藤田一茂 kazushige fujita

藤田一茂

 

藤田一茂 kazushige fujita

Rider: Kazushige Fujita Photo: Tsutomu Nakata

 

 

今回のトリップの感想といえば?
ニュージーランドには昔からよく来ていたけど、今回はこれまでとは違ったニュージーランド文化に触れて、また来たい! 行こう! って気持ちが強くなった旅。雪の量や質は日本とは比べものにならないけど、尖った山の形やさまざまな地形のある広大なフィールドは日本にはないもの。ローカルの案内のお陰もあり、より深く、いいタイミングでいい場所に立てたのはラッキーでしたね。一度雪が降れば皆、われ先にと山を登って行く人々。お昼前にはパウダーを満喫し終わり皆んなで乾杯。沢山の本物のスノーボーダー、スキーヤーに出会えたことも旅の良い想い出です。

 

中井孝治とのセッションについて
じつは中井くんとツトムくんが来る2週間前からカンタベリーに入っていて、このフィールドについて取材していました。そのお陰でこの地域のフィールドに詳しくなってたんで、中井くんたちと合流してからは僕がアテンドするって感じでした。中井くんと滑ったことはほとんどなくて、僕がボードを始めた頃から有名で、一方的に憧れの存在みたいな所もあったんで正直ちょっとドキドキしてたりもしていましたね(笑)。結果的にはアテンドは上手くいったし、お互い、ほぼ初めての場所で純粋にスノーボードを楽しめたかな〜と思います。映像作品となると攻めた滑りが多くなるけど、今回は中井くんとリラックスしたスノーボードができて、見れて、いい想い出ができた。ツトムくんの空気感も最高。映像ではそれも伝わるはず(笑)。ツトムくん撮影ありがと〜!

 

 

 

中井孝治 / Takaharu Nakai
1984年3月10日、北海道虻田郡倶知安町生まれ。ソルトレイク五輪など世界大会で活躍を経て、数々の映像作品でフルパートを披露する日本を代表するキーパーソン。今秋リリース予定のheart Filmsのフルレングス作品でのパートにさらなる期待が高まる日本屈指のオールラウンダー。
スポンサー:Salomon、 Volcom、 Revolt Optical Armor、 Nuclear Headwear、 NIXON、 Dakine、 MSR
Redi、 Toko

Instagram: @takaharunakai

藤田一茂 / Kazushige Fujita
1988年1月24日、京都府宮津市生まれ。スロープスタイルなどのフリースタイルコンテストでのキャリアを経て、スノーボードと旅をコンセプトに自身を発信するForestlogを主宰。撮影、編集、デザインなど類まれな才能を発揮し、クリエイターとしての顔を合わせ待つマルチプレイヤー。
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Instagram: @forestlogd